読書 アセットアロケーションの最適化

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この本を読んだので、感想を書きます。

 

 

読んで納得した箇所

投資の勉強の一環で読みました。「なるほど納得」と思ったところを書きます。

 

分散大事

投資先は分散すべし、一社の株式とかリスク高すぎ。セクターも偏らないようにしないとダメ。また配分も均等にした方が良い、株:債券 = 50:50。この場合、株式も(だいたい)均等に分ける。例外もあり。

先進国:新興国 = 75:25 -> 新興国はカントリーリスクがあるので、25%を上限にする。

先進国 = アメリカ: 日本: イギリス・・・ =上の75%をさらに均等に割り振る。

 

債券は入れておくべき

株式100%はリスクが高すぎるので、✖️。株式が100%で最もリターンが高いなら、妥当性があるが、振れ幅が大きくなるだけ。株100%だと、プラスから-35%、債券を10−20%入れると-17%とかにリスクを抑えられる。シャープレシオも債券を入れた方がいいと言う結果になる。

 

新興国と債券の配分

カントリーリスクがあるので、新興国は上限25%で良い。債券は最低10%は持つ。

 

オルタナティブ

Alternative=代替品。不動産や金ですね。不動産ETF(IYRとか)、金ETF(GLD)でも良い。オルタナティブも株式のようなものと株・債券と全く相関がないものを分けて考える。IYRは株式っぽいリスクオン、GLDはディフェンシブと言う感じ。

 

自分のポートフォリをと比較

株:キャッシュ = 50:50 =楽天VTI : キャッシュがいいと思ってましたが、これはカントリーリスクもあるし、債券がないので安定感に欠けます。リスクだけ高い。なおかつ、キャッシュはインフレに弱いと言う面も。

 

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楽天VTI:キャッシュ

 

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オールカントリー+債券+キャッシュのポートフォリオ

オールカントリーと債券ファンドを入れたポートフォリオ

 

オールカントリー選定理由

アメリカに偏重してますが、6割くらいなので受け入れられます。もっと分散してほしいのですが、時価総額が大きいのはアメリカ企業ばかりなので、致し方ないなと。加えて新興国も13%で問題ないですね。信託報酬も0.1133%で楽天VTIより低いです。

 

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

新興国債券は少々心配なので、それらを含まない先進国債券のファンド。正直あんまりちゃんと精査してませんが、まあこれで大丈夫でしょうってくらいです。

 

あれ、バランスファンドで良い・・・か・・?まだちゃんと調べてないけど。でも債券割合は各投資信託で比率が違うので、自作した方がいいかな。

 

本を読んでのポートフォリオの変更点

  1. 楽天VTIはカントリーリスクがあるので、オールカントリーにする

  2. 債券はeMAXIS Slim 先進国債券インデックスで。

  3. バランスファンドは後で調べる。検討に値する。

 

まとめ

ポートフォリオを見直すきっかけになった本でした。かなり学びがあったので、良かったです。何でもそうですが、常にアンテナを張って、勉強を続けるのが大事ですね。